国内PEファンドへの投資を通じ
東京都の中小企業の
温室効果ガス排出量の
削減、
脱炭素化に貢献
2024年2月に、東京都の支援の下で、「脱炭素化・中小企業支援ファンド・オブ・ファンズ投資事業有限責任組合」が設立されました。東京都は、脱炭素化社会の実現に向け、企業のサプライチェーン全体でスコープ3への対応に取り組む中小企業を後押しするため、公募によりファンド・オブ・ファンズの運営事業者を選定し、野村アセットマネジメント株式会社を採用しました。野村アセットマネジメント株式会社は、プライベートエクイティ(PE)市場の発展に貢献するとともに、幅広い投資家に国内PE投資の機会をご提供すべく、国内PEファンドを複数組み入れる「日本PE FoFs」戦略を運用しております。
「脱炭素化・中小企業支援ファンド・オブ・ファンズ投資事業有限責任組合」は、国内PEファンドに投資することを通じて、
都内中小企業をはじめとする日本の中小企業振興、事業承継、新産業育成等に貢献し、
PE市場の発展や新興ファンドの育成に貢献し、
投資家、投資先ファンド・最終投資先企業がともに満足し、リターンを共有出来る投資を実現するとともに、
投資先ファンドへの働きかけを通じて、最終投資先企業におけるESG取り組みを加速させることで、長期的に都内中小企業の温室効果ガス排出量の削減そして脱炭素化への取り組み加速を実現します。
東京都は、本ファンド・オブ・ファンズに60億円の出資を行う契約を締結しました。本ファンド・オブ・ファンズは、今後、脱炭素化に取り組む中小企業に対して支援を行う、少なくとも3以上のPEファンドに出資し、より多様な中小企業の脱炭素化の取組と更なる成長を積極的に後押ししてまいります。
本ファンド・オブ・ファンズは、「野村プライベートエクイティ投資事業有限責任組合」との並行運用を原則とすることにより、投資効果の拡大が見込まれています。「野村プライベートエクイティ投資事業有限責任組合」は、野村アセットマネジメント株式会社が実質的な運用会社となり、国内機関投資家からの出資も受けて、2023年10月に設立されました。
ファンド名 | 脱炭素化・中小企業支援ファンド・オブ・ファンズ投資事業有限責任組合 |
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設立日 | 2024年2月16日 |
ファンド総額 | 60.06億円 |
無限責任組合員 | 合同会社NPE2023T |
実質的な運用会社 | 野村アセットマネジメント株式会社 |
主な有限責任組合員 | 東京都 |
主な投資対象 | 国内中小企業※を主な投資対象とするPEファンド(バイアウトファンド、VCファンド等) ※一定割合以上を、都内に事務所等を置く中小企業へ投資する |
本ファンド・オブ・ファンズの実質的な運用会社である野村アセットマネジメントは、伝統的資産だけではなく、オルタナティブ資産の運用においても業界最大手クラスの資産運用会社として、また日本をマザーマーケットとする企業として、日本のPE投資機会への投資を着実に実行して参ります。
これを通じて、社会、投資家の皆様、またPEファンド業界に価値を提供し、今後も投資の好循環の実現に貢献していきます。
ファンドの運用に当たっては、脱炭素等のESG面も考慮することにより、社会貢献と投資リターン向上の双方の実現を目指して参ります。
ファンドが最終投資先とする中小企業の脱炭素やその他ESGに対する取り組み状況や社会に与えたポジティブなインパクトに関する情報などについてご紹介をしております。
FoFsインパクトレポート
2025年より毎年発行を予定しております。
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